記載岩石学的データセットの構築による箱根火山の中・後期更新世テフラ層序の高精度化

• 研究課題/領域番号: 24K16213
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分04010:地理学関連
• 研究機関: 神奈川県立生命の星・地球博物館
• 研究代表者: 西澤 文勝 神奈川県立生命の星・地球博物館, 企画情報部, 学芸員 (70813905)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 火山灰編年学 / 箱根火山 / 中・後期更新世 / 火山ガラス / 化学組成

研究開始時の研究の概要

箱根火山東麓から大磯丘陵にかけては、約40万年以降の箱根火山の爆発的噴火に伴うテフラ層（火山灰や軽石からなる地層）が分布している。本研究では、箱根火山近傍に分布する中・後期更新世の指標テフラ（同時間面の鍵）の層位・記載岩石学的特性を系統的に把握し、テフラ対比の根拠となるデータセットを構築することで、給源火山地域と遠隔地を結ぶ地層対比の高精度化を目指す。