研究課題
若手研究
本研究は、日本国内の被災地と海でつながるトランスナショナルな被災圏という枠組みで、3.11の津波に伴う震災起因漂流物と瓦礫ヒッチハイカーという、モノとマルチスピーシーズの大移動現象を捉える。津波の災禍の共有は、日本と北米の両岸の人間同士をどのように結びつけるのか。その問いを通じて、国際的な連帯と共感の形成過程とその鍵となる要因を解明する。