研究課題
若手研究
日本の都市部では、現在も活発に祭礼が行われているが、これらが盛んな理由として、地域外から祭礼に参加する人々の活躍がある。では、地域外参加者が多数参加する現代の祭礼において、地域的共同性はいかにして成立するのだろうか。本研究の目的は、祭礼における地域的共同性の成立を、地域外参加者に注目する視点から説明することにある。事例として、全国各地の祭礼における地域外参加者を取り上げる。この研究を通して、先行研究とは異なる視角から祭礼を説明するモデルを確立する。