研究課題/領域番号 |
24K16288
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村田 陽 京都大学, 白眉センター, 特定助教 (30823299)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 哲学的急進派 / 植民地 / ギリシア史 / 受容史 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、19世紀英国において、対外支配の歴史的モデルとして古代ギリシア史が参照された知的文脈をふまえて、哲学的急進派の植民地論の検討を試みる。本研究では、哲学的急進派の思想家として、ジェレミー・ベンサム、ジェイムズ・ミル、ジョージ・グロート、J. S. ミルを取り上げ、以上4名の植民地論を「従属植民地」と「入植植民地」の観点から比較する。加えて、当該時期の英国において、ギリシア史とローマ史が国際政治の文脈で比較参照された知的状況を析出し、グロートやJ. S. ミルといった哲学的急進派にとって、ギリシア型の植民都市支配が植民地論の一つのモデルとなっていた可能性を分析する。
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