研究課題/領域番号 |
24K16304
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
十河 和貴 立命館大学, 立命館アジア・日本研究機構, 研究員 (50962643)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 帝国日本 / 政党政治 / 国際協調 / 拓務省 / 植民地統治 |
研究開始時の研究の概要 |
1920年代を規定した国際体制は、政治的・外交的な国際協調の一方で、経済的な国際競争の激化という本質的な矛盾を抱えていた。その中で、明治憲法体制の特徴である権力分立性を克服する統合主体としての役割を期待されて、政党政治が成立した。では、政党内閣はいかにして国際的な政治要請に対応しつつ、欧米列強に対抗しうる統一的経済政策を確立しようとしたのか。本研究は、近代史の中から第一次世界大戦以後の国際環境と帝国日本の政治構造の相関性に焦点を当て、当該期の国際関係を規定した国際協調主義と、帝国拡張政策との結節点に生じた諸問題が、近代日本の政治構造にいかなる影響を及ぼしたのかを明らかにするものである。
|