研究課題
若手研究
本研究では、目覚ましい成長が続くアジア開発途上国において、子供における栄養状態の不平等性に関する定量分析を、国際比較が可能な大規模なミクロデータを用いておこなう。より弱い仮定の下で、多次元的な格差要因を扱うことができる分析手法の開発を行い、データ分析を通じて、格差軽減のための政策提言をおこなうことを目標とする。さらに本研究では、単一年の格差の現状を分析するだけでなく、長期の健康格差の変化の分析も視野に入れながら、格差の変遷も明らかにする。