研究課題
若手研究
機械化が賃金格差や経済成長に与える影響を分析すべく、経済理論モデルを構築し、収集データをもとにシミュレーション分析を行う。IT技術を中心とした第3次産業革命と異なり、AIを中心とする第4次産業革命では労働者のスキルレベルだけでは機械への代替を論じることはできない。このため、本研究では機械の技術的代替可能性に着目する。その上で、機械化が労働市場に与える影響を、労働者のスキルレベルやスキルタイプごとに比較し、また、OECD諸国におけるクロスカントリーでの比較分析を行う。