消費者反応に対する非言語的広告構成要素の効果：制御焦点アプローチ

• 研究課題/領域番号: 24K16467
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分07090:商学関連
• 研究機関: 明治大学
• 研究代表者: 小野 雅琴 明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (40911219)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 制御焦点理論 / 広告研究

研究開始時の研究の概要

本研究は、消費者情報処理アプローチの広告研究の潮流の中で最も有望な制御焦点理論を基盤とする既存研究が、「個々の広告視聴者にとって、より高い効果を及ぼす広告とは？」という「問い」を解くに際して、広告メッセージの訴求点が促進的か予防的かということにしか注目していないという問題点に着目し、メッセージ訴求点以外の広告を構成する要素群、すなわち、非言語的広告構成要素が促進的か予防的かということが、特定の制御焦点を持つ視聴者の広告反応に及ぼす影響を識別するという世界的なフロンティアに与することによって、相対的に立ち遅れた我が国の広告研究を一気に世界標準へと引き上げるための初端を拓こうとする研究である。