研究課題
若手研究
本研究は,大地震にみられる予見不可能なショックに対し,日本企業がどのように適応したのか,また,財務報告上での会計情報のディスクロージャーがどのように変化したのかについて焦点を当てる。具体的には,関東大震災(1923年),北丹後地震(1927年),および昭和三陸地震(1933年)等を対象に,当該地震の被害にあった企業の会計ディスクロージャー(例えば,減価償却)がどのように変化したのか,また,どのような要因がその実践に影響を与えたのかを明らかにする。