研究課題
若手研究
本研究は、住宅移転や長期・広域避難といった「移動」が被災者の生活再建に組み込まれる近年の災害事例において、元の居住地である「ふるさと」と関わり続ける復興を試みる人々の生活実態を社会調査により捉え、そこでの制度的・社会的課題について考察する。具体的には、①被災地における「通い復興」と生活再建、②「避難の長期化」における広域避難者支援の動向、③災害復興における「移動」と「ふるさと」との関わりの理論的検討の3点を検討する。