南アフリカの人種秩序とアジア人の中間性に関する社会学的研究

• 研究課題/領域番号: 24K16521
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分08010:社会学関連
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 山本 めゆ 立命館大学, 文学部, 准教授 (40843743)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 人種主義 / 人種編成 / 中間性 / 南アフリカ / アジア系移民

研究開始時の研究の概要

本研究では、アフリカを舞台とする人種主義を批判的に解明する試みの一環として、人種隔離（アパルトヘイト）体制下の南アフリカに移入したアジア人に注目し、当地の人種秩序において彼らの位置がいかに構成されたのかを問う。主に光を当てるのは、1970～1980年代に南アフリカとの距離を縮めていた台湾からの移民である。これを通じて人種秩序と中間性に関する社会学的研究を継承・発展させるとともに、社会的寛容と共生のための研究に還元することを目指す。