研究課題
若手研究
本研究の目的は、戦後日本の転換期とも位置付けられる1970-80年代について、靖国問題に関与した知識人、宗教者・宗教団体、宗教研究者の論理を描くことにより、現在の日本の宗教と政治の結びつきの歴史的経緯を明らかにすることである。この研究を通じて、1980年代ごろに靖国問題を軸に進展する日本の宗教界の再編の要因を解明し、日本の宗教と政治、宗教とナショナリズムの転換期を掴む。