研究課題
若手研究
本研究は、精神障害者の雇用促進のために有効な就職支援と職場定着に関する支援の導入方法を検討することを目的とする。申請者は、科学的根拠を基にした実践であるIndividual Placement and Support(個別職業紹介とサポート:以下IPS)による重症度の高い(以下重度)精神障害でも就職が可能であり、高い就職率を証明した。職場定着をする企業等の訪問調査から企業と障害者の両者の対話により支援者が不在でも職場定着が可能となることも検討した。そのため、就労移行支援事業所に有効な支援の普及と企業における効果的なIPSの導入方法を明らかにする。