研究課題
若手研究
本研究では、おもにアジア圏においてコミュニティ開発や地域福祉活動にかかわり、必ずしも狭義の専門職には限定されない広義のソーシャルワーク実践家を対象とし、対話を促進する国際交流の実践モデルを探索的に構築することを目的とする。そこで、ソーシャルワークに関する国際交流にかかる歴史的言説を明らかにするとともに、実際に互恵的交流を目指した対話セッションを試行的に実施する。そして、国境や宗教、社会文化を意識し、しかしそれらを越えて、実践者間の対話の諸相を踏まえた国際交流の実践理論・モデルを検討する。