研究課題
若手研究
本研究の目的は、「新しい形成的アセスメント」の理論的・実践的枠組み明らかにすることである。近年、学力向上という視点で形成的アセスメント論が国際的に衆目を集めている。昨今の形成的アセスメント言説では、フィードフォワードやフィードバックといったサイバネティクスに端を発する考え方が、その中心に位置づけられている。本研究では、フィードフォワードやフィードバックを中心原理とするアプローチとは原理的に全く異なるオルタナティブ・アプローチとして、「新しい形成的アセスメント」を理論的・実践的に構築することを試みる。