研究課題/領域番号 |
24K16613
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 神戸市外国語大学 |
研究代表者 |
安喰 勇平 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20802862)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 再帰的自己 / 教育哲学 / レヴィナス / 再帰 / 反省 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、教育学の議論において「自分で自分を反省すること」の意義が広く主張されている。自分で自分を反省することで自身の課題を発見し、新たな自己へとアップデートすることの必要性が強調されるが、絶えざる自己管理と自己啓発に身を投じ続けることを要求する議論の問題性も指摘されている。本研究はそこで前提にされる自己像を再帰的自己と称した上で、再帰的自己の理論的諸前提と問題性を明らかにし、その問題性を乗り越える視座の提示を目的とする。本研究は、他者との関係性のもとで「再帰」を特徴づけるレヴィナス哲学の検討を通じて、現代の議論を相対化する視点を獲得し、応答性を軸とした倫理的な自己論の理論化を目指す。
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