研究課題
若手研究
病院外で発生した乳児の心肺停止傷病者に対し,胸骨圧迫に加えて人工呼吸を行った場合,乳児の生命予後の改善が期待できる.本研究では,感染防止と市民救助者の人工呼吸の技術的サポートに配慮した乳児の人工呼吸用シールドを開発.その検証において,胸骨圧迫時の飛沫量と飛散範囲を飛沫・エアロゾル可視化撮影システムにて測定,加えて人工呼吸時の有用性を検証する.市民救助者が感染を恐れず,技術に自信をもって胸骨圧迫に加えて人工呼吸を行うことで,病院外で発生した乳児の心肺停止傷病者の生命予後の改善を目指す.