研究課題
若手研究
日本は近視の有病率が高い一方で、就学前における近視の実態は近年ほとんど調査されていない。さらに、高リスクの近視、潜在的な近視進行を就学前に検出する有用な手法は確立されていない。本研究の最終目標は、日本における就学前早期の近視の発症および潜在的進行を評価するために、三歳児の屈折および屈折要素の日本人データベースを構築することである。さらに、高リスクの近視、潜在的な近視進行を検出するためのスクリーニング法を開発することである。本研究により、現代乳幼児の屈折成長過程を明らかにすることができ、近視予防の介入時期に関する知見が得られる。さらに、近視の早期スクリーニング法の確立に寄与できる。