子どものための哲学をもとにした学校教育の構築 ──評価を中核として

• 研究課題/領域番号: 24K16679
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 中川 雅道 神戸大学, 附属学校部, 附属中等教育学校教諭 (00842923)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 子どものための哲学 / 子ども哲学 / 哲学対話 / 哲学プラクティス / 臨床哲学

研究開始時の研究の概要

本研究では、ハワイ州の子どものための哲学 philosophy for children（以下、子ども哲学と略記する）の諸研究を参考にしながら、子ども哲学を中核とした学校教育を構想することを目指す。その中でも、ハワイ州の子ども哲学の実践を特徴づける「小文字の哲学」「哲学者の教育学」「在留哲学者」といった概念をもとにして、授業を評価するためのルーブリックを開発する。ハワイ大学の研究拠点と国際的な協力関係を築き、研究的な交流を行うことで、それらの成果が妥当であるかを検証する。また、日本の教育環境の中で、子ども哲学の実践を支えるための研究資料の構築を行う。