研究課題
若手研究
本研究は,差別や格差による不均衡な環境被害や環境リスクを不平等・不正義の問題として捉え解決する資質・能力を育成する「環境・気候正義教育」の学習の方法論について考究する研究である。「環境・気候正義教育」に関して先進的取り組みが行われてきたのがアメリカとカナダである。本研究では,両国において開発された学習プログラムの理論,内容,方法等を比較分析し,社会系教科における「環境・気候正義教育」の学習論を解明する。これを通して,日本の社会系教科において「環境・気候正義教育」を実践するための基盤の形成に貢献することを目指す。