研究課題
若手研究
発達障害の大学生のタスク管理能力を向上させるために,時間の見積もりの苦手さや優先順位づけの難しさを支援するためのアプリケーションを開発する。次に,このアプリケーションを用いて介入調査を行い,課題完了までの総日数,課題完了の有無,課題の取り組みやすさのデータを収集して課題遂行状況を分析し,課題に要する時間や課題の難易度を把握することで,彼らが時間の見積もりや優先順位づけを行いやすくなるという仮説検証を行う。さらに,この分析から得られた知見をもとに,有効とされるタスク管理能力向上支援方法について提言を行う。