研究課題
若手研究
本研究はASD者のコミュニケーション支援として,ユーモアとツッコミの効果に着目した検討を行う。ASD者がコミュニケーションにおけるどのような場面でユーモア表出を行うか,また,どのようなツッコミがASD者のユーモアを生起させやすいかを明らかにする。その上で,周囲の他者がASD者のユーモアをどのように理解するか,また,それらのユーモアのある関わりがASD者に対する態度変容を促すかを明らかにする研究である。本研究の完成は,ASD者と周囲の他者がより楽しくコミュニケーションを取る方法を模索する研究であり,ASD者との共生社会の実現に大きく寄与するものであると考えられる。