研究課題/領域番号 |
24K16790
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10010:社会心理学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
貝ヶ石 優 京都大学, 高等研究院, 特別研究員(PD) (90884031)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2028年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 集団行動 / 集団アイデンティティ / 集団分裂 / 比較心理学 / 霊長類学 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトは霊長類の中で最も協力的な動物である。しかしその一方、自分の仲間以外には徹底的な残酷さを見せることもある。ヒトに見られるこのような両極端な社会的性質に関わっているのが、集団アイデンティティという心理的概念である。心理学において集団アイデンティティに関する研究は数多く存在するが、一方でその進化的起源に関する実証的な知見は乏しい。本申請課題では、ヒトにおける集団アイデンティティの進化について、ヒトと近縁な霊長類との比較から検証する。霊長類において、集団アイデンティティに大きな変化が生じると考えられる集団分裂という現象に着目し、「野生ニホンザルにとって集団とは何か」という問いに迫る。
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