研究課題/領域番号 |
24K16793
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10010:社会心理学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
長谷 和久 山口大学, 教育学部, 講師 (40828448)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 損失回避 / 価値関数 / 認知バイアス / 評価懸念 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,獲得経験に比べて損失経験のほうが感情的なインパクトが高いことを示す損失回避がなぜ人に備わっているのかを複数の実験的研究によって明らかにするものである。とくに本研究の特色は,損失回避をもたらす原因を閉じた個人の情報処理過程の中に求めるのではなく,他者からどのように見られるかを気にする程度である評価懸念といった他者の影響をも考慮に入れて損失回避の発生原因を探る点にある。加えて,こうした損失回避性の発生メカニズムを探る基礎的な研究成果をもとに,防災行動や貯金といった長期的な視座にたった望ましい行動を促進するための効果的な説得メッセージの成分を明らかにする応用的研究を行う。
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