研究課題
若手研究
状況に応じて適切な目標を持つことが、人生後半の適応を考える上で重要だと指摘されている。本研究では、地域在住中高年者約2,200名を対象とした長期縦断疫学研究のデータを用いて、1)中高年期の人生目標の「内容」と「目標の持つ性質(特徴)」を明らかにし、2)人生目標の内容と性質、そして、それらの変化が心身の健康に与える短期的・長期的影響を検討することを目的とする。これらの実証研究を通して、加齢に伴う機能低下や喪失が増える中高年期において、心身の健康に繋がる目標のあり方について検討する。