研究課題
若手研究
近年コロナ禍により顕著となった孤独感は、うつ病や不安症といったメンタルヘルスの問題への影響のみならず、自殺率の高さとも関連し、若年層の孤独感を和らげることが喫緊の課題である。しかし大学の学生相談において孤独感を和らげるプログラムは存在せず、エビデンスがない。そこで、本研究では、ユーザーセンタードアプローチを用いて孤独感に対するオンライン自助支援型プログラムを開発し、孤独感およびその他のメンタルヘンスの問題の予防効果を検証する。本プログラムは、孤独感軽減およびメンタルヘルス問題の予防のための援助の選択肢として、潜在的ニーズを抱える多くの大学生に援助を提供可能になることが期待できる。