研究課題
若手研究
精神疾患の1つである窃盗症に関しては,強い衝動である渇望や,窃盗行動によって良い結果が得られるという言語による行動制御であるルール支配行動によって,自身の窃盗行動のモニタリングが低減することが指摘されている。そこで,渇望およびルール支配行動の影響を踏まえたモニタリング向上操作を加えた認知行動療法プログラムを開発し,窃盗症を対象として,その効果を検証することを目的とする。