研究課題
若手研究
日常生活でぼんやりと「死にたい」と感じること(死連想)があっても、大抵の人が死なずに生き続ける(死連想後生選択)。傷つきやすい人ほどこれらの思考が強いことが予想されるが、傷つきやすさとの関連は未検討であり、死連想や死連想後生選択を測定する国際的な指標は未開発である。そこで本研究では、傷つきやすさ・死連想・死連想後生選択・希死念慮の関連性を多面的に捉えるため、尺度を開発し、傷つきやすい者の自殺に関する思考過程を検討することを目的とする。