| 研究課題/領域番号 |
24K16873
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| 研究種目 |
若手研究
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| 配分区分 | 基金 |
| 審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
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| 研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
水原 啓太 関西大学, 心理学研究科, 日本学術振興会特別研究員(PD) (30990254)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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| キーワード | 呼吸位相 / 注意 / 実験心理学 / 生理心理学 / 呼吸 / 自律神経系 |
| 研究開始時の研究の概要 |
人は外界に向けて均一な注意を向けて情報を取得していると信じている。しかし,人の心は絶えず変化している身体の生理状態と切り離すことはできない。本研究は呼吸位相と視線との関連に注目した研究を行う。呼吸位相という切り口から,外界情報の能動的な取得において,周期性をもつ自律神経系活動が及ぼす影響を明らかにすることを目指す。
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は,周期的な自律神経活動である呼吸の位相が外界情報の取得に影響を及ぼすのかについて検討することである。2024年度は,呼吸位相と注意の範囲との関連に注目した実験を実施した。先行研究では,呼吸位相によって空間的注意に及ぼす影響が異なることが報告されていた。呼吸位相によって息を吸うと胸郭が広がってわずかに後傾姿勢になり,息を吐くと胸郭が縮まってわずかに前傾姿勢になる。このような姿勢の違いが影響している可能性が考察されていた。 これを踏まえて,呼吸位相によって注意の範囲が変動するのかを検討した。実験には学生40名が実験に参加し,Navon課題を行った。課題では,小さなアルファベットで構成された大きなアルファベットが提示されるので,標的となる文字をすばやくかつ正確に検出するよう参加者に求めた。呼吸位相を吸気前半,吸気後半,呼気前半,呼気後半の4つに分割して検討した。標的が大きなアルファベット衣服まれた試行では,呼気前半の正答率は他の3つの区間よりも低かった。しかし,反応時間には呼吸位相の影響はなかった。いっぽうで,標的が小さなアルファベットに含まれた試行では,正答率と反応時間のどちらでも呼吸位相の影響が認められなかった。これらの結果は,息の吐き始めは大域情報に関する処理の正確さが低くなることを示唆する。 上記の実験から,呼吸位相が視覚的注意に影響を及ぼす可能性が示唆された。2025年度はさらなる分析と実験を行って結果をまとめ,論文化を目指す。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
予定していた実験が実施できたので順調だと考える。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度は前年度の結果について分析を実施する。そして,追加で実験を行い,論文化することを目指す。
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