研究課題/領域番号 |
24K16970
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分12040:応用数学および統計数学関連
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
久保田 匠 愛知教育大学, 教育学部, 講師 (70869750)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 量子ウォーク / スペクトルグラフ理論 / 代数的グラフ理論 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の主題は Grover の量子探索アルゴリズムを有限グラフ上に拡張することである.有限グラフ上の量子探索では,グラフによって探索に成功するものと失敗するもの(探索時間が古典と変わらないもの)がある.このことを踏まえ,本研究の最上位目標を「量子探索の成否を分けるグラフの幾何学的性質を明らかにすること」とする.量子探索の成否は,本質的には辺符号付きグラフの固有値情報で決まる.一方,私の元々の専門である代数的グラフ理論では「グラフの固有値情報とグラフの幾何学的情報の関係」を調べることが最も基本的である.この知見を使い,量子探索に成功するグラフの固有値情報とその幾何学的情報を結びつける.
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