量子ネットワークの絶対安全性を保証する実装適用可能な量子暗号理論

• 研究課題/領域番号: 24K16977
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分13010:数理物理および物性基礎関連
• 研究機関: 富山大学
• 研究代表者: 水谷 明博 富山大学, 学術研究部工学系, 講師 (20837182)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 量子暗号 / 量子ネットワーク / 安全性理論

研究開始時の研究の概要

量子暗号は、ユーザ間で微弱な光を送受信することで通信の絶対安全性が証明可能な暗号技術である。しかし、ユーザが使用する実際の送受信装置の物理特性に基づく安全性証明が未確立のため、実際の量子暗号システムの安全性が保証できていないという課題がある。この課題を解決するため、本研究では実現が期待されている代表的な量子暗号方式の実装安全性証明を与えることで、量子ネットワークのセキュリティを支える理論的基盤を構築する。