研究課題/領域番号 |
24K17066
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
渡邉 跡武 東京工業大学, 理学院, 助教 (10882011)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 実験核物理 / 三体核力 / 少数核子系散乱 / 偏極ヘリウム3標的 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、核力の理論的記述には三つの核子間において働く三体核力の効果が非常に重要であることが明らかになっている。しかし、三体核力のより詳細な性質、特にスピン依存性については未だ完全に理解されていない。我々は実験プローブを四核子系散乱である陽子-ヘリウム3散乱へと展開し、三体核力の検証を行ってきた。その結果、三核子系散乱とは異なる三体核力の発現性を示し、これまで明らかでなかった三体核力の性質の究明に有効であることを示唆した。申請者はこれらの成果に基づき、実験プローブを更に中性子-ヘリウム3散乱へと展開し、実験から三体核力のアイソスピン依存性について直接的に調べることを目的とする。
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