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中性子ハローをプローブとして用いた原子核エフィモフ状態の初測定

研究課題

研究課題/領域番号 24K17069
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
研究機関大阪大学

研究代表者

田中 純貴  大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (60846476)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードエフィモフ効果 / 中性子ハロー
研究開始時の研究の概要

エフィモフ状態とは、s波の散乱長が長い、短距離相互作用をする2粒子があるときに、それらで構成される3粒子に、系や相互作用の詳細に依らず普遍的に現れる3体の状態である。これまでに冷却原子気体やヘリウム3量体などの原子系で観測されてきた。ハロー核は、散乱長が十分に大きい条件を満たしていないために、さらに大きなスケールの状態は確認されていない。これに対して本研究が対象とする159Gdの場合の散乱長は約2.6万fmと従来のハロー核の1000倍程度と予想でき、エフィモフ状態の条件を満たす。原子核系においてエフィモフ状態が発見されれば、観測史上最大の原子核となる。

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2024-06-24  

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