研究課題
若手研究
銀河系中心領域の分子ガスの運動や物理状態・化学組成の観測から、超大質量ブラックホールの形成・進化の理解に欠かせない中間質量ブラックホールの存在や、過去10万年以内における中心核Sgr A*の爆発的活動性の兆候が示唆されている。本研究では、ALMAや野辺山45m鏡などの大型電波望遠鏡を駆使し、特異分子雲の運動から"見えない質量"の存在を暴くとともに、銀河系中心分子層CMZの高感度・広域観測により中心核の活動史を明らかにすることを目指す。