研究課題
若手研究
宇宙年齢2億年ごろから10億年ごろまでの間に誕生した初代星や銀河によって、それまで宇宙を満たしていた中性水素原子ガスは加熱や電離の効果を受ける。この当時の宇宙の様子は、中性水素原子から放射される波長21cmの電波を観測することで直接観測することができる。この研究では、その微弱な信号を検出するために、主にオーストラリアの電波望遠鏡の長時間観測データを使うことで、観測データの精度を向上させる方法を開発する。