研究課題
若手研究
木星の内部は非常に高圧・高温で、主成分である水素ガスが金属性の流体に変化すると考えられている。これまで、瞬間的に木星の内部条件を再現する衝撃圧縮実験により金属水素の探索がなされてきたが、測定される金属化温度・圧力には大きな誤差があった。本研究ではより圧力温度安定性に優れたダイヤモンドアンビル装置を使い、水素を100万気圧・3000℃を超える極限状況まで加圧・加熱し、電気抵抗測定によって水素が金属化する条件を探る。