研究課題
若手研究
現在進行している地球温暖化に伴う黒潮変動を予測するためには,観測記録だけでなく過去の黒潮変動を理解することが重要である.そこで本研究では,房総半島に分布する下部ー中部更新統の地層中に含まれる海洋プランクトンの化石を用いて,過去100万年における様々な気候変動下における黒潮変動をできるだけ詳細に復元することを目的とする.本研究は,将来的な地球温暖化の進行に伴う海洋循環や気候変動を予測するための基盤提供に貢献できると考えられる.