研究課題/領域番号 |
24K17182
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分18020:加工学および生産工学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
伊東 翔 千葉大学, 大学院工学研究院, 特任助教 (70743441)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | メディアンクラック / クラック伸展 / ガラス / ダイヤモンド工具 / ナノ流路 |
研究開始時の研究の概要 |
ガラス内部におけるクラック伸展現象の原理解明とその応用を目指す.申請者は,ダイヤモンド工具によりガラスを引っ掻き,その塑性変形領域に初期クラックを導入することで,クラックが1 μm/sのオーダーで伸展する現象を見出した.本現象では,垂直クラック(メディアンクラック)のみが選択的に伸展し,ガラスの新しい加工技術としての貢献が見込まれる.一方,メディアンクラック伸展の駆動原理が未解明であり,本研究では加工点における工具のガラスに対する作用と,ガラスの塑性流動を中心に原理を明らかにする.また,ナノメートル幅のクラックをガラス内部に形成できる点を活かし,極細ナノ流路としての応用可能性を明らかにする.
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