研究課題
若手研究
発電所や生産プロセスなどのガス流体利用設備では、ガス供給ラインにおける放熱や圧力損失、ガス漏れによるエネルギーロスや設備事故の発生が問題となっている。本研究では、目に見えない不可視ガス供給ラインにおけるエネルギー利用量を高精度に『見える化』し、さらにガス漏れを早期に検出可能な新たなガス流量計測法を確立することを目的とする。そのため、本研究では圧力損失を発生させず非侵襲的に流体流動を計測可能な、超音波とレーザ光の相互作用を利用した超音波受信システムである光音響プローブによるガス流体流速分布・流量計測法を実現する。