研究課題
若手研究
出力・コスト・強度問題が未解決であるために風力タービンの大量導入が遅延している.全て時事刻々と非定常に変化する風力・風速に対応する流れ制御手法が確立されていないことに起因している.本研究では上記課題を解決する2つの流れ制御技術を組み合わせる.①非定常な風速・風向を経験する翼を対象に,プラズマアクチュエータを用いた翼周りの新たなアクティブ剥離制御手法を開発・試験する.②流れに応じて変形する可変キャンバー翼を用いたパッシブ流れ制御技術を確立する.風力タービンの大量導入を促す基幹技術とすることを目指し,時事刻々と変化する流れ場に対応可能なアクティブ・パッシブ流れ制御技術を確立する.