研究課題
若手研究
変形ドローンでは,変形に伴うロータの傾斜や重複によるロータ推力損失と,変形に必要なアクチュエータ追加による重量化によって,ホバリング効率が大幅に低下する.本研究では,平行リンク機構を導入したフレームの非対称化と省アクチュエータ化により,ホバリング効率を向上させた非対称チルトフレーム型ドローンを開発する.ロータ傾斜・重複が起きない3種類の非対称フレームを提案し,その非対称性を考慮した制御法を開発する.さらに,ロータ推力のみによる変形制御・飛行制御を開発して,追加アクチュエータの削減を目指す.