光ネットワーク資源の極限利用を実現するマージン最適化

• 研究課題/領域番号: 24K17276
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分21020:通信工学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 白木 隆太 京都大学, 情報学研究科, 助教 (20969216)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 光ファイバ通信網

研究開始時の研究の概要

通信需要の指数関数的増加に対応するために，各通信に割り当てる冗長性である“マージン”を最適化した光ファイバ通信網の実現が急務となっている．本研究課題では，全ての通信に対して過不足のないマージンを付与することで，通信品質を担保した大容量光ファイバ通信網制御技術の創出を目的とする．通信網全体を最適化することで，光信号の相互作用に起因する信号劣化を抑制するという着想により大容量化を実現する．通信網資源制御や通信品質推定を高度化することで，伝送容量と通信品質のトレードオフの鞍点に至るマージン制御技術を実現する．これにより，ソフトウェアの変更のみで通信容量を50％増大する大容量通信網を開発する．