研究課題
若手研究
レーザ加工は溶接や切断をはじめ、近年では3Dプリンタ技術に利用されており、現代のくらしや産業においてレーザ加工製品が広く普及しています。加工品質の向上には、レーザパワーを高精度に計測し、加工に最適なパワーに調整することが不可欠です。特に、加工用光源として発展が著しいファイバレーザはキロワットを超えるパワーとランダムな偏光を特徴とするため、それらに適応する制御技術が必要とされています。そこで、本研究ではエバネッセント光の特性を利用することで、上記の特徴を持ったファイバレーザに適用でき、かつ既存の加工装置にも実装しやすい、従来より小型で高速応答なレーザパワー制御システムの開発に取り組みます。