研究課題
若手研究
IoTがもたらす付加価値の源泉はシステムの規模が大きくなる事によって現れる「スケールアップ効果」であると考えられる.大規模システムを構築・設計・運用することに費やせるコストは有限が,設計コストはシステムが大規模になるにつれて大きくなる.本研究では,安定性を分散的に解析する理論を体系化することでスケーラブルな設計コストで分散制御器の最適設計するフレームワークの構築を目指す.コスト面の課題を解決することで次世代社会基盤の実装に現実味を持たせることから,IoTの応用研究を加速させ新たな社会基盤構想の創出を促し,関係する基礎研究を創発することが期待される.