研究課題
若手研究
光から熱の変換には、光-熱変換部である光吸収層をできるだけ薄くし、熱容量を小さくすることが要求される。しかし、完全に光を吸収する薄い物質は存在せず、波長より十分小さなスケールでの完全光吸収による新しい光・熱変換技術の創出が強く求められている。本研究では、多層膜干渉による光波長よりも極めて薄い光吸収体を用いて100%に近い光吸収率と極めて小さな熱容量の両立が、どの程度光-熱変換の効率化に有効かを検証し、本手法によ、光源および光検出器への展開を目指す。