研究課題
若手研究
遠隔医療/手術ロボットやメタバース等、人の繊細な動きを読み取り遠隔地や仮想空間上に伝達する技術の需要が高まっている。本研究では、単結晶シリコンセンサー・超薄膜基板・電極直接接合技術を使い粘弾性の影響を除去し、ヒステリシスや応力緩和が発生しない完全弾性曲げセンサーの開発をおこなう。更に隣関節の曲げに連鎖した皮膚伸縮が、測定対象の関節曲げの検出に影響しないために、伸縮基板と非伸縮基板を組み合わせた伸縮アイランド構造のセンサーアレイを実現し、データグローブの高感度化を目指す。