研究課題
若手研究
高エネルギー効率で動作が可能な単一磁束量子(SFQ)回路の欠点である低集積性を補うメモリとして、低温CMOSメモリを複合して運用するJosephson-CMOSハイブリッドメモリが提案されている。本研究はハイブリッドメモリの低電力化・高集積化のため、多階調読み出し方式のメモリの導入を検討する。SFQ回路の特性を活用した、低電力な低温CMOS多ビットメモリセル及びSFQ読み出し回路の設計及び実証実験を行い、従来設計のものと比較して提案方式の有効性を評価する。