研究課題
若手研究
本研究では、核四極共鳴(NQR)の高感度化を目指して、NQRとフォトニクスの融合技術の開発に挑戦する。NQR装置に、擾乱の小さい光電界センサを用い、光計測技術を適用して励起電磁場をより精密に空間解析する。また、従来の受信用金属コイルの代わりにEOセンサを用いたNQR信号計測等を試み、EOセンサからのデータを解析する。計測信号に機械学習によるノイズキャンセリングの適用も検討し、NQRセンサの精度を高める。これらを総合し、NQRを粉末試料の分析技術として発展させ、NQRの新しい活用分野を開拓する。