研究課題
若手研究
災害により,道路の通行性能の悪化や災害支援関連の交通需要の増加が生じることで,交通の需要と供給のバランスが崩壊するケースがある.こうした場合,道路インフラの修繕や交通需要の誘導により,需給のバランスを適切にマネジメントする必要がある.各種施策の効果が発現するには時間がかかるため,需給バランスの崩壊は中長期的に継続し,やがて新たな均衡状態に遷移していく.本研究では,災害後の復興期における中長期的に最適なマネジメント施策の立案を念頭に,「復興期における交通ネットワークの交通量の進化過程の解明」・「交通ネットワークの動的なパフォーマンス変化を考慮した中長期的な施策評価手法の構築」を行う.