研究課題
若手研究
本研究では、チューブ型曲線折り紙の構造特性を明らかにし、1枚の平面から立体的な形状に「折り建てる」新たな曲面展開構造システムを開発する。この研究により、滑らかな曲面を有すると同時に、安価で加工しやすい可展面群の曲げ変形による革新的な建設方法が実現できる。本研究は、数学や芸術の領域で発展してきた曲面折り紙を、実用性のある構造材として建築分野へ応用するために試みる新たな挑戦である。